【レコードとわたし】The Byrds – Byrdmaniax

US盤'71年オリジナル。ユニオン新宿ロックレコードストアにて。

人気がないのか、安かった。状態もよい。中ジャケがいいんだよねー。それがこのサイズで見れるのは嬉しい。

最初にこのアルバムを知ったのは高校生の時かな。ロバート・ジョンソンを買った時、ついてきた同じ再発シリーズのカタログに載ってた。

Rock Maniax Collection レーベル | リリース | Discogs

これが Rock Maniax Collection ってタイトル通りなかなかマニアックなメンツで。このアルバムも本国US盤はLP再発はなかったみたいだ。日本はいい市場だよなあ。

メンツそれぞれのアイテムもマニアックだ。ローラ・ニーロは「魂の叫び」だし、バーズもこれだし。どういう企画だったんだろう。

ローラ・ニーロもサジタリウスもミレニアムもエリック・アンダーソンも、みんなこのカタログで名前を知った。けど、どれも実際耳にするのはうんと後で、ローラ・ニーロは大学出てジンタやってた頃じゃないかな。バーズは大学生の時だったけど。ミレニアムとサジタリウスなんて、ちゃんと聴いたの多分四十過ぎてからではなかろうか。

このアルバム自体は、やっぱりプロデュースしすぎの印象は否めなくて、あまり聴かなかったけど、「ジャマイカ・セイ・ユー・ウィル」はマーブル号運転用に編集したカセットに入れてよく聴いた。

で、「ジャクソン・ブラウンの曲」というのを、孤独なランナー以来久しぶりに意識したんだった。でも ブラウンの1st を買ったのはこれまたうんと後で、ジンタやってた時だと思う。

下北沢クラブQueにキャプテントリップオールスターズで出た時、対バンの玉川さん&フリーボ見て「ジャクソン・ブラウンみたいだ」って思ったから、その時にはすでに1stは持ってたわけだ。あのライブは'97年かな。

石垣くんと最初に挨拶したのはその時で、作ったばかりのジンタの「生きる」を渡したら、後日石垣くんが電話をくれて、それで色々と話が転がり始めたんである。

ってジャクソン・ブラウンの1stの時に書けばよかった。なんだか今になって思い出した。

ピース。

(2023-05-13)