さらば青春の光を息子と見て思っちゃった

去年の秋ごろからだろうか、息子がよくわからんけど最近のアニメだかマンガの影響で、ベスパに乗るのが憧れだと言い出した。

ただ、今売ってるベスパはデザインがナウくて、コレジャナイ感が溢れており、落胆しているのを見かねて、2023年のモッズメーデーのスクーター軍団動画を教えてあげた。

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LINEでリンクを送ったんだけど、途端に息子の部屋から「これだよ!」と叫び声が聞こえてきた。お気に召して何よりである。

まあ「ライト、多すぎと違いますか?」ともおっしゃってましたが。

そんなわけでさっきまで『さらば青春の光』を二人で見てたんだが、ジミーが裁判終わって家に帰ってきておかんに説教食らってるところでぼそっと

「実家暮らしでこれはないな・・・」

ってつぶやいて超ウケた。いやーこの映画、高校生の時に見てから何年も経つけど、その発想はなかったな、お父さん。

まあ考えてみれば、ビーバップハイスクールの登場人物はみんな実家暮らしなわけで、この映画はそんな塩梅で見ればちょうどよいのではないのか、それがモッズのリアルなのでは、なんて、この歳になって思い至ったのである。

人の親になってみるもんだなあ。

晩飯の時に息子が「M-51って、今も手に入るの?」と聞いてきた。君の家の玄関に下がっているあれはなんだね、あれは。

M-51、やっぱり男子を惹きつける普遍的な何かがあるんだろうなー。21世紀生まれでもこんなにチョロいとは。

あと、スティングが警官(ポリス)をどつくのが、なんか面白かった。今更その事に気がついたわ。