【レコードとわたし】Quicksilver Messenger Service - Quicksilver Messenger Service

US盤’80年再発。大学生の時、モダーンで買ったんじゃないかなー。まあ買うよね、あの環境にいたら。教養として。

クイーンの音圧の後に聴くと、このスカスカさはホッとする・・・

明大前モダーンミュージック人脈でのシポリナ先生人気はうんと高かった。他では聞かないくらいの頻度で名前を聞く。ビグスビーを使った痙攣トレモロ、みんなやってたもんなあ。特にうまかったのがホワイトヘブンの中村宗一郎さんで、レスポールにビグスビー付けてたんだけど、ハードケースのフタがちゃんと閉まらないってボヤいてたのをよく覚えてる。

宗一郎さんはエンジニアとしてマーブルのレコーディングで何度もお世話になった。’99年以降の再始動マーブルではドラマーとしてご一緒した。

ジンタの最初のカセットテープを作った時、メンバーの人数分のCD-Rを焼いてもらったこともあったなー。当時’96年、まだCD-Rを自分で焼く環境はなかったから、ピースミュージックまでDATを持っていって、数千円で3枚焼いてもらった。それでも当時は格安だった。

焼いてる時間暇なので世間話色々したんだけど、宗一郎さん、若い頃はネイティブ・サンとかそういうジャパニーズフュージョンのど真ん中にいたんじゃなかったかな。スタッフだったか弟子だったか。意外だった。

その時期に、林立夫から仕事の話を持ちかけられて、うおー!って盛り上がったら、仕事は仕事でもなんか商品売る話でズッコけたって面白話を覚えてる。

などなど、シポリナ先生のギターを聴くとどうしても宗一郎さん思い出しちゃう。きゅわわわーん。

ピース。

(2022/3/31)

追記:まさにその'96年、CD-Rを焼いてもらった時の写真が出てきた。自分で焼いた写真。この頃は写真に凝ってた。