【レコードとわたし】Grateful Dead アリスタ期 つめあわせ

Terrapin Station は国内盤’80年再発。えとせとらかなー。ライナーによると、Go To Heaven のリリースタイミングでのリイッシューらしい。Blues For Allah から音が様変わり。特にフィル・レッシュがまともにボトムを支えるベースを弾いてるのがすごい。超普通!

Arista と言うと80年代のアレサとか最近のサンタナの Super Natural とか、ベテラン復活のイメージだけど、オールマンは結局「テンガロンハットを脱ぐか契約解除か選べ」って言われてテンガロンハットを脱がない方を取ったらしい。デッドは「そのベースの音数を減らせ」とでも言われたんかなー。

まあそれで In The Dark が大ヒットするんだから、Arista やっぱりすごいや。クライヴ・デイヴィス、偉大。

Dead Set は国内盤’81年オリジナル。これはモダーンだったような気がする。誰も買わなくてずーっとあったんじゃなかったかなー。不憫に思って買ったような覚えが。ガルシアがなんかやる気なさそう・・・体調悪かったんかなー。まさに復活前夜という感じ。それでもラストの Brokedown Palace でグンナイって言って終わるのが超かっこいい。

そういや大学OBにしてサイケ導師の八景さんが、Brokedown Palace って要するに青葉城恋歌みたいなもんだ、って言って笑ってたっけ。

オールマンの Arista クビ話、レココレで読んだ記憶だったんだけど、今読み返したらそんな記述は見当たらない。どこで見たんだろう。こんなおもろい話、自分で考えつくわけないし、どこかで読んだはず。

(2022/3/7)