【レコードとわたし】Stevie Ray Vaughan And Double Trouble - Couldn’t Stand The Weather

国内盤’84年オリジナル。1stと同じく実家の近所に捨てられてたのを拾った(詳細)。

レイ・ヴォーンは中学生の時に、ベストヒットUSAで見たのが最初。Cold Shot の PV を流して、終わった後に小林克也が「あれは本当の奥さん?」って訊いたら笑いながら「僕の奥さんはもっと美人だよ!」って返してたのをよく覚えてる。

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その後TVKのミュートマで Couldn’t Stand The Weather の PV を見て、レコジャケみたいな嵐の中、ストラトのヘッドがぬっと現れてレイ・ヴォーンがチューニングする流れが超かっこよかった。

ストラトじゃなかった www.youtube.com

まだこの頃はホール&オーツとかデュランデュランとか聴いてた時期なんだけど、どういうつもりで受け取ってたのか、よく覚えてない。ブルースなんてよく知らないし。ギターも始めてなかった。

高校に入って吉祥寺を歩くようになった。新星堂系列のディスク・インって輸入盤屋があったんだけど、初めて入った時、街のレコード屋の数倍広くて、間接照明で大人な感じで、輸入盤屋っての自体が初めての経験だったから、なんか大人の階段登った感じだった。

その時に壁にいっぱい並んでたのが、グレッグ・オールマンの I’m No Angel と レイ・ヴォーンの Live Alive だった。だからこの2枚は’86年の春ごろのイメージだ。どこに行っても面陳されてた気がする。

Live Alive は結局40歳過ぎてからCDで買った。曲調はぶっといのに、音質が’80sっぽいペラペラさで、あれはあれであの時あの瞬間の音って感じで、感慨はあった。I’m No Angel はいまだに聴いてない。

ピース。

(2022/4/6)