【レコードとわたし】Charlie Haden - The Ballad Of The Fallen

ドイツ盤’83年オリジナル。新宿ユニオンジャズ館にて。ECMはやっぱりドイツ盤がよいのだろうか、ということで買ってきた。ヘイデン名義だけど、リベレーション・ミュージック・オーケストラの2ndってことになるのかな。

ダウンビートの’84 レコード・オブ・ジ・イヤーってハイプステッカーが貼ってあるんだけど、LP自体は’83年にしか出されてない模様。1年以上在庫抱えてて、賞取ったのでステッカー貼って出荷したのではなかろうか。

マトリクスはなぜかプロモ盤のもの。

中ジャケに短くて軽い曲解説があるんだけど、並んでる単語がごっつくて熱い。

聴くだけでデモに行った気分になる。体が熱くなる。で、もうヘイデンがいないことを思い出してすごく寂しくなる。世界が平和になるまで解散しないリベレーション・ミュージック・オーケストラなのに、早すぎるよ。

不屈の民は行進するのにちょうどよいリズムだ。La Pasionaria を聴きつつ、曲名の由来になったドロレス・イバルリのWikipedia記事を読んだりしちゃった。If You Want To Write Me は日本語の気の利いた曲名がついてるのかな?

ピース。ピース。やつらを通すな。

(2022/09/01)