国内盤'72年オリジナル。新宿ディスクユニオン、ロックレコードストアにて580円。
レイラのところでも書いたけど、僕にとって Little Wing はこの In The West のそれだった。
高校の時のバンドのベース担当スポック(石川くん)が、この曲やろうよってこのバージョンの Little Wing をカセットに録音したものを持ってきたのだ。まだ Bold As Love を買う前だったから、もう僕にとってはこの曲と言えばこのバージョンって事になって、それはいまだに続いてる。
あと、当時売ってた Little Wing のバンドスコアが In The West バージョンだったんだよね。多分ライブ盤だから採譜しやすかったんだろうけど。まあそういうわけで、コピーするとなったら In The West バージョンが手っ取り早かった。
だから僕がちょろちょろっと Little Wing を弾くと、他の人たちと全然違った事になる。大概みんな Bold As Love バージョンで弾くから。そっちはコピーした事ないので全然弾けない。大学の学園祭でやった時も In The West バージョンだった。それしかできないもん。
このアルバム自体は今日初めて聴いた。琴桃川凛さんがやってた Voodoo Chile、BPMが妙に早くて、イントロがちょっとコミカルに聞こえて、それが客観性を感じさせてとても好きだったんだけど、この In The West バージョンがまさにそのテンポだった。ひー、客観性とか、勝手に深読みしてたわ、はずかしー。
あとコピーしたと思ってた Little Wing、全然違うわ・・・かなり手癖で押し切ってたわ・・・。
ピース。
(2022/05/07)