【レコードとわたし】The Marshall Tucker Band – Where We All Belong

US盤‘74年オリジナル。ってほんとかよってくらい安かった。680円・・・。ユニオン新宿ロックレコードストアにて。この店は信頼度高い分値付けも割高な印象なんだけど。CSも2枚分ちゃんと綺麗にそろってるし、状態もいい。人気ないのかなあ。

これは大学生の時に、サークル棟の全学部祭実行委員会の部屋でさんざん聴いた。

それまでレコードコレクターズのサザンロック特集とかで名前しか知らなかったんだけど、ある日突然後輩にしてジンタ初代ドラマーの達ちゃんが輸入CDを買ってきて、サークル室でみんなで聴いて、あまりの素晴らしさに腰抜かした。

オールマンを頂点として、やっぱり次点というかBクラスイメージで、確かに知名度はそうかもしれないけど、Bクラスでこのクオリティって、当時のキャプリコーン界隈ってすごいことになってたんだなと思った。

やっぱりA-1の This Ol’ Cowboy のインパクトは強烈で、イントロのギターは頑張って耳コピしたけど、あんなかっこよくスイープするのは難しいんだよねぇ。

B-3 の Now She’s Gone はむやみやたらにギターが弾きたくなるねー。むずむずする。超カッコいい。

マーブル号運転してる時に This Ol’ Cowboy かけてたら、パーカッションのなだくんが「楽器多いな!」って言ったのがおかしくて、妙に覚えてる。ソロ回し、ツインフィドルのかけあいからピアノ、ギターが終わってこれで戻るかなと思ったところでフルートだからねぇ。

2枚組LPで、1枚目がA面D面、2枚目がB面C面になってるのが時々あるけど、これもそうで、なんなのこれは。キース・ジャレットのエクスペクテーションズも確かそう。どういう用途を想定してるのだろうか。

でもこれだと、1枚目だけ聴いてやめようって気にならないな。そういうことなのかな?

ピース。

(2022/08/24)

追記:ADBC面という並びは、Auto-Coupled なんて言ったりして、オートチェンジャー用の仕様なんだそうな。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

なるほど動画。

www.youtube.com