【レコードとわたし】Santana - Welcome

国内盤’73年オリジナル。本体以外ジャケも何もないけど、マトリクスですぐ判明。ビバ、Discogs。ビバ、インターネット。

なぜジャケがないかと言うと、1stの国内盤’70年オリジナルを安く見つけて、小躍りして買ったら中身がこれだったのだ(詳細はこちら)。US盤持ってるけどあえて手を出したのに・・・人生初のコレクションのための敢えてのダブりレコードだったはずが。

前作 Caravanserai は松谷さんが大好きで、松谷家でもマーブル号の中でも何度か聴いてるので、なんか買い控えてたらそのまま今日に至る。これはその路線継承って感じで、これまたいい。ちょっと垢抜けてるけど。

前作までいたグレッグ・ローリーが抜けて、今作でウッドストックメンバーはついにマイク・シュリーヴとチェピート(ジョニー大倉に似てる人)だけになってしもうた。寂しい。

あとニール・ショーンも抜けたのでギターはカルロス一人となった。マイルスも満足であろう。

マイク・シュリーヴは確かライブエイドだったか、’80年代後半のライブでも見て、自分がリアルタイムで知ってた頃にもいたんだと、ちょっと感動したのだった。Say It Again がヒットした頃かな。でも音源には参加してない模様。

マイク・シュリーヴは’94年にウェイン・ホーヴィッツとビル・フリゼルてなロフトジャズな人たちとリーダーアルバムを作ってて、ジャズライフの新譜コーナーで発見して居ても立っても居られず新品で買いましたよ、懐かしいなあ。まあ例によってフリゼル色に染まりまくっておりましたが。

ロフトジャズなマイク www.youtube.com

Welcome、これすんごい気持ちいいアルバムだ。前から思ってたサンタナ = ソニー・シャーロック説を改めて確信。アリス・コルトレーンも編曲で参加してるし。ジャケも欲しかったなあ。

ピース。

(2022/4/4)