【レコードとわたし】Keith Jarrett – Death And The Flower

US盤'75年オリジナル。新宿レコードシティ通販で1,280円。

もうちょっと安くてMCAから出てるやつもあったんだけど、緑色のレーベルに惹かれて買ってしまった。インパルスってCDでしか知らず、オレンジのイメージだったから、緑のレーベルは新鮮。

一生懸命クリーニングしたらすごく良くなった。パーカッションがガチャガチャしてるから、アナログの甲斐があるなあこれは。とても瑞々しい。買ってよかった。

これは吉祥寺分家のタワラさんにキースを教わってからすぐ、ジャケに惹かれて聴いたんだよね。そしたらタイトル曲の世界観に圧倒されて、そんでコーダがほとんどレオン・ラッセルかってくらいのピアノ弾き倒しで。僕にはまっことスワンプだった。

絶対ミヤケンこれ好きだろうと思って、サークル棟に持って行って一緒に聴いたんだよ、思い出した。

ミヤケンが生と死の幻想をローランドの Sound Canvas で打ち込みしたことがあった。途中の、チリリリリって鈴なんだかベルなんだかの音を、Sound Canvas に入ってた黒電話の音を使って再現してて、あれは笑ったけど、なかなかの再現度だった。今日聴いててあの電話の音を思い出して笑ってしまった。

ピース。

(2022/05/11)