【レコードとわたし】Crosby, Stills, Nash & Young – Déjà Vu

国内盤'70年オリジナル。かみさんのレコード。邦題が「セカンド・アルバム」になってる。レーベルのデザインもかっこいいし、フォントも古本みたい。日本グラモフォン盤。いちいちいいね。

僕の手持ちのは'76年再発なんだけど、このオリジナルの方がジャケも盤も状態がすこぶるよい。しかも音がいい!なんだこれ!

Carry On なんか、昔からコンプがっつりかけて狭っ苦しい音像の印象だったけど、で、その感じが好きとか思ってたけど、結構すっきりしてもっとオープンな感じだ。びっくり。コンガの音もすごい前にいる。

Almost Cut My Hair のギターの音がすごい前にいる。この曲こんなに分離よかったのか。とにかくどの曲も散々聴き倒した自分の記憶の音より楽器がぐいぐい前に出てくる。特にドラム。

Country Girl のオルガンの音、こんな音だったのか・・・。全然違う。ちゃんとオルガンの生の音がする。今まで聴いてたのは効果音としての「いわゆるオルガン」って感じだ。こっちは楽器の音がしてる。

Woodstock と Everybody I Love You、内周の大団円という悪条件の割りにあまり歪まない。僕のはもう諦めの境地だったんだけど。これはすごいや。

国内盤でもやっぱりオリジナルはいいのか、それとも単に状態がいい個体というだけなのか。いやーびっくりしたのでこれも晒す。

ピース。

(2022/05/02)