【レコードとわたし】Fairport Convention – Full House

UK盤’70年オリジナル。ユニオン新宿ロックレコードストアにて。

ジンタの後期か、終わった後か、新宿のタワーレコード(三愛の上かルミネ2かFlagsかは忘れた)の試聴機で、House Full を先に聴いた。それまでサンディー・デニー期までしか知らなかったから、A-1 の Sir Patrick Spens の、それまでよりグッとトラッド感が強いイントロにびっくり。

こりゃーまずはスタジオ盤で聴かねばなるまいって、収録盤を探したらこれだった。すぐにCD買った。これはほんとによく聴いた。

とにかくデイヴ・マタックスのドラムに痺れたなあ。

この個体は初版の初版で、曲目が黒バックで上から修正印刷してある。リリースギリギリで1曲ボツにして曲順変えたらしい。知らなかった。

で、改めてサブスクで探してみたら、なんとそのボツ前の曲数・曲順で配信されてる。そのバージョンだと、A-2 に Doctor Of Physick、すごい違和感!この曲、エンディング前のひと盛り上がりって具合がすごい合ってるのに。

ボツ曲は確かに耳に残らないかなー。演奏はさすがにすごいけど。

オリジナル盤、低音は迫力あったけど、その分どことなく抜け悪い気はする。うーん。

ピース。

(2023-04-10)