2019-05-27 トム・ミッシュを見たよ

書くの忘れてた。

トム・ミッシュはラジオでたまたま聴いて、ストラトをコントロールしまくった音が超カッコよくてひと耳ぼれ。

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バックトラックも、I Am Robot And Proud みたいでいい。ジョン・メイヤーに影響受けたそうだけど、印象真逆だけどな。力の入れ方が、ジョン・メイヤーはレイ・ヴォーン症候群というかなんというか、現代の「ギターの腕に覚えあり」な人たちの本流。バッキバキ。ミッシュは左手は似てないけど、右手のタッチはコーネル・デュプリー的かと思う。

それにしても上の曲、二十歳ですってよ。なってこった。それでこの力の抜けっぷりはすごい。

で、ライブやると言うんで年甲斐もなくナウい人を見に行きましたよ。新木場まで。

こんなライブハウスがこんな所にあったんですな。ナウくないので全然知りませんでした。

ディズニーシーやUSJに来たみたい。映画のセットっぽいと言うか。日が暮れたらなぜか路面が濡れてそうな(80年代的センス)。俄然気分が盛り上がりますな。

会場内は第一印象、柱のないクアトロ、だったけど、もうちょっと広いかな。もう満員御礼。人気者なんだなあ。

前座のKan Sanoさんは、ドラムの音がバチンバチン言って、最初ケーブルが抜けてスピーカーが飛んだのかと思った。でもどうやらそう言うスネアの音らしい。一瞬耳やられるかと思った。大きい会場あまり行かないんで仕方ないか。ベースもスラップがバチンバチンだった。でもしばらくして慣れた。演奏上手だった。

トム・ミッシュは超安定の腰に来るノリで、まさにDisco Yes!って感じだった。Disco Yesって、Disco Sucks への返答なのかな。

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僕はシックのおしゃれフリークのビデオ見てギターを始めようと決心した男なので、Disco Sucksは当時の状況からして気持ちはわかるけど、遅れてきた人間からするとちょっと寂しいと思ってて、だからYesって言い切る若い人がいるのはおおおと思った。

スネアはそんなにバチバチは言ってなくてよかった。ドラムの前にアクリル板立ててたし、気を使ってたんじゃないかな。ただやっぱり低音が大きくて、ベースラインが全然取れない。慣れるかなと思ったけど、最後までモワモワブモブモで、腹にくる感じは気持ちよくはあったけど、腰には来ないんだよなー。これは時代の要請なのかなー、とは思った。みんな低音でかいの好きだよね、打ち込みの人とか特に。