2019-02-17 SaToA at Loft Heaven

辻バンド内で大ブームのSaToAのライブに行ってきました。

先月、TBSラジオのSession22のミュージックセッションでもかかっておりました。今月の推薦曲にならないかなー。

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どうよこのワウさばき。素晴らしい。

会場のLoft Heavenは元は戸川昌子さんの青い部屋だったところ。戸川さんのウダロック出演あたりから青い部屋の出演陣がウダロック勢ぽくなって、行きたいと思ってるうちに閉まってしまった。店は変わったけど、内装の雰囲気は保っているらしい。やっと行けた。

SaToA、音源はウィスパーボイスぽいんだけど、流石にライブではもっと張った声だった。けどそれはそれでまたよくってですね、三人の姿勢も凛としていて、端的に言って、実にロックでしたよ。

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片っ端から貼り付けたい衝動に駆られますが、みなさま適宜御視聴下さい。ビッグになって欲しいなあ。

帰りに辻バンドでサイゼリアで間違い探し。9個までは簡単なんだよなあ。そんで、ツインドラムは楽しい、一度やったら忘れられない、とかそんな話など。

楽しいツインドラムの例。

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もひとつ。このバンドはベースがいいよなあ。自伝でマイルスにクソミソ言われてましたが。

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これもすごく楽しそう。ニッティング・ファクトリーかな。

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思えば、僕は生まれて初めてライブハウスで演奏したバンドがツインドラムだったんでした。

2018-12-11 ジュリアン・ラージ at コットンクラブ

前回見てから2年弱。また来たよコットンクラブ。

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新譜が前作よりとにかく曲がよくて、最近では珍しく何度もリピートした。ギターの音もいい。

前回はJAM Pedal の TSクローンとFlintだったけど、最近は歪みがJHSのMorning Glory に変わってて、僕はこっちのが断然好き。買っちゃったもん。高かったけど。買ってよかった。

新作はブリッジピックアップを多用して、ツイードアンプ直の音の良さをフルに出してたけど、この日はネック側中心で、よりジャズ寄りだった。けど大満足。

そんな変わった音は弾いてない。アウトしないし。だから面白みがないっていう人の気持ちもわからないではない。でもすごく面白い。なんでこんなに面白く響くんだろうと考えたんだけど、やっぱりダイナミクスがすごいんだと思う。

フルアコ弾いてた頃の技巧派は感じと違って、感情をとにかく乗せまくる。

僕の行った回にはやらなかったけど、別の回ではキース・ジャレットの Windup やったらしいじゃないの。大好きな曲なので見たかったなあ。

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と思ったら新譜でやってるらしいじゃないの!

これはその新譜に同じく入ってるオーネット・コールマンの曲。

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テレキャスやめたのか。まあネックピックアップ、物足りないよなあやっぱり。

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同じく新譜より。グレッチかな。グレッチ、こないだ欲しくなって玉川さんとグレッチ談義したばかりなのに・・・真似っこになってしまうではないか。

追伸

デュオジェットだと判明。しかもピックアップ、玉川さんが嫌いなフィルタートロンでなくて、ダイナソニック。いいねー。

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玉川さん曰く、フィルタートロンがいい音だと思ったことは一度もない、あれはブライアン・セッツァーが使ってるってだけでみんな有難がっているだけである、全然音が抜けない、ダイナソニック(ハイロートロンだったかな・・・)こそが素晴らしいのである、云々。

玉川さんらしいですなあ。

あと、Morning Gloryの隣に繋いでた、「BIG」って書いてある謎のでかいペダルは、なんとシンエイ製!BG-1というプリアンプ・ブースターだそうで、シンエイの名前がついてるのに日本に入ってきてないという・・・。

せっかくなので玉川さんの動画も貼っておこう。こちら。なかなか曲が始まらないけど、頑張って見てくれい。グレッチは弾いてません。

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2018-12-08 中央電化ドクターでライブしました at 渋谷七面鳥

すっかりサボってしまって1ヶ月経過してしまった。適当にメモという気軽さで本年からは臨みたい。

辻バンドで七面鳥でライブしました。

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Orphansすごかった。小間物屋を広げるかのように、機材を床に広げて、面白かったなー。

辻バンドは倉敷に引き続き、生活の柄をやったんだけど、この曲をオハコにしてる堀内くんが来てくれたので超緊張したよ・・・。

2018-11-25 9000sonicsと松谷バンド at ペンギン

ぼんやりしてたら時間が経ってしまった。

今度からKEN MATSUTANI AND... 名義でなくなるらしい松谷バンドと9000sonicsを見に行った。

Facebookイベントページ。 高円寺ペンギンハウス〜Ken Matsutani And…

ちょいと出遅れて、1バンド目のみょうがの忘れ物は間に合わず。このバンド名見るまで、「みょうがを食べると物忘れが酷くなる」って俗説、忘れてたよ。

地獄の犬's 、超かっこよかった・・・。出音は違うんだけど、ふとツェッペリンのプレゼンスみたいって思った。リフで押すロックなのにどこかひんやりしてる感じ。違うかなー。でもそう思ってしまった。

エゴシ、ホルンでファンクってのがどうなのかと思ったら、予想のはるか上をいってファンクだった。音域はトロンボーンあたりになるんだろうけど、見た目のインパクトがとにかくすごい。ホルン。朝顔が後ろ向いてるし。でもファンク。バンド全体の雰囲気も、ファンクでありつつそれだけじゃない、どこか客観的で、それがホルンに象徴されてたのかも知れない、と考えすぎておく。

9000sonics、おニューのベースがブリブリ言っててかっこよかった。ウッシー、すっかりストラトのイメージ。

来年には KEN MATSUTANI AND... という名前で無くなる松谷バンド。ジョニー・ウィンターみたいでかっこよかったのに残念。改名は音源リリースの話と関係あるのかな。日本語詞の曲もちらほら。

初見のバンドの記述が分厚くなるのは初見だからで、おなじみバンドが言葉少なになってしまうのは他意はないです。はい。

この日はジミーさんがPAでなかったので、ペンギンのライブレポはなし。残念至極。

中央電化ドクターのライブがあります

ありまーす。

ライブのお知らせ

  • 【日時】12月8日(土)19時スタート
  • 【場所】渋谷・七面鳥
  • 【出演】
    • 辻睦詞と中央電化ドクター
 (辻睦詞、竹内六、松本従子、平見文生)
    • Órphans
(ryo takematsu、Otömika)
    • NEUSTANZ
(佐久間裕太+佐藤優介+シマダボーイ)

詳細はfacebookのイベントページにて https://www.facebook.com/events/320749428520213/

2018-11-17 辻バンド倉敷ツアー

辻バンドで倉敷に行ってきた。

企画のサイトなどないようなので、主催の方のツイートを。

辻さんの里帰り企画というわけです。共演は大平伸正さん。

ohiranobumasa.com

ライブは録画されているようなんですが、公開されるようならまた紹介します。

久しぶりのバンドツアー、再結成マーブルで2000年くらいに大阪岡山行ったきりだから、18年ぶりかなー。でれえ楽しかろうがー。

倉敷という地方都市の文化資本の豊かさに驚いた二日間だった。

例えば、辻さんは倉敷にいた時にはもう録音とは何か、どういう作法でどういう作業で音源できるのか、もう知ってたって。知見のある年長者が下をちゃんと面倒見て伝える文化というか。

僕が東京で高校生やってた時は、漫然とロック部でバンドやってて学園祭でライブってより発表会みたいな感じで演奏して終わり。大学2年生でマーブルに加入して「インディーズの人」にでもならないと、そんな世界には触れることなかった。

こういうところから辻さんも大平さんも出てきたんだよなあ。

そんで里帰りしてこうしてライブやるとまた再結集して、PAから撮影から諸々、場を作り上げるというね。なんとも羨ましかった。

ライブ翌日は倉敷の美観地区をみんなで散歩。どこからかお茶っ葉をほうじるいい香りが。てくてく歩くと、果たしてそこにお茶屋さん、店頭には昔ながらの、なんていうのあれ、お茶っ葉ほうじるマシンを操る、見るからにロックンローラーな方が。

辻さんのお友達でした。店長さん。若い!バイトの人かと思いましたよ!

tsuneki.net

そのままお店というかお宅にお邪魔して、これまた倉敷文化すごいなーと思わざるを得ない、辻さんとつねきさんの想い出話を拝聴してるうちに、なんか演奏しようということになり。これ。

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この動画、中毒性あるんだかわからんけど、アップしてからこればー何回もでれえ見返しちょるがー(ネイティブの人に怒られそうなインチキ岡山弁)。

やっぱりバンドっていいな。音楽やっててよかったな。

つねき茶舗ほうじ茶、とても美味しい。全国で2位になったそうな。もっと買ってくればよかった。

2018-11-03 中野で無頼庵

この日は玉川さんもライブがあって、これジン見に来てくれたのでお礼に行かねばと思ったんだけど、赤い夕陽は人気者だからまあいいか、とか思って、堀内・石垣コンビの無頼庵を見に行った。

会場のGuitar Expoは前に楽器屋さんとしてふらっと寄らせてもらったことはあった。夜はライブ企画もやっている。

更新ないけど公式はここで良いのかな。

guitarexpo.exblog.jp

Facebookページの方がアクティブなのだろうか。時代だなあ。

https://www.facebook.com/alternativecafejp/

この日の企画は「いい声」特集みたいな感じで、赤松クニユキさん、無頼庵共に、まあ本当に二人ともすごい存在感だった。

AC presents vol.1 'power of voice' 赤松クニユキ/無頼庵

赤松さんはパワーでもって押す感じ、甲子園球児(本当、しかも優勝だそうです)。

赤松さんの後堀内くんの歌を聴くと、いつも声でかいなーと思ってたけど、実はそんなに声は張ってないのがよくわかった。でかいというより、太い。

ちょっと弦に触っただけで、ポーンと音が飛び出る、いい真空管アンプみたい。

あと、堀内くんはギターがうまい。すごいうまい。さりげなくうまい。改めてうまい。

石垣くんのギターはいつもながらに鉄壁だなあ。

歌の内容も、堀内くん版「五所川原の日々」(三上寛さんのカルネドールで待ってる曲)って塩梅で、昔を思い出して胸がキューっとなってしまった。みんな元気かなー。

下、五所川原の日々から始まる、はず。始まらなかったら、38:14からなので、各自よろしく。

youtu.be

これはライブ音源?

youtu.be

終演後、お客さんとして来てたMouseさんを紹介してもらって、みんなでしばし会談。

Mouseさんといえばプラネッツ。イカ天で見て一目惚れして、大学受験終わったら観に行こうって思って、果たして初めて行った新宿JAMで観たのがプラネッツという思い出。

その時に、Mouseさんが入り口の受付あたりに置いてあった椅子に座って談笑してて、19歳の僕には、そりゃあもう眩しかった。ライブもかっこよかった。

そのあと僕は程なくしてマーブルシープに入って、爆音サイケ人生の入り口に立ったけど、そのまま新宿JAMに通う人生だったら、今と相当違ってただろうな。

てなことが去来したものの、マニさんと最初に挨拶した時とか、思い入れある方と相対するといつもそうなんだけど、どんな風にしたもんだかわからなくて、普通に挨拶して普通に談笑して終わっちゃった。

まあ昔の話をされても困るだろうし、僕は楽しくお話できたのでよかった。

玉川さんすんません、今度また行きます。