2018-05-12 エルメート・パスコアル at 渋谷 www-x

来日するたびに縁がなくて行けなかったエルメート・パスコアル。ようやっと行けました。

インタビューなど

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みんなでスキャット大合唱、超楽しかったー。

シンセの操作がわからなくなってると、隣のパーカッションの人がお世話してて、ほほえましい。と思ったら、メンバー紹介でパーカッションの人、パスコアル姓だったような。息子さんかなー。

メンバー全員超絶テクニシャンなんだけど底抜けに明るくて、余裕たっぷり。

5月は本当なら他にパット・マルティーノ、ジェイムズ・ブラッド・ウルマーも来るはずだったんだけど、お二人とも健康上の理由にて中止。まあしかたない。僕だって最近はヒザ痛いわ目はしょぼしょぼだわだもん。

エルメート・パスコアル、体気をつけて、また来てほしいなー。

2018-03-24 高円寺グレインでグルグル祭り

グルグルのマニさんは毎年のように日本にいらっしゃるのですが、いつもタイミング合わずで、今年はついに参戦かないました。これ。

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会場の入り口の階段を登ると、逆光でよく見えないんだけど背の高い人がカメラを構えて立っていて、横を通り過ぎると僕を見て「こんばんは」と声をかけてくれた。反射で「こ、こんばんは」って返事したらなんとマニさん。

突然の事でそれくらいしかリアクション取れなかった。「あなたの音楽は学生時代にパーティでよく演奏しました云々」くらい言えばよかった。

まずはアシッドマザーズ吉田達也組の、変な楽器など使ったすんごい楽しい演奏。カメラとカリンバを組み合わせた「カメリンバ」って楽器を紹介したところで、感心してしまった僕がつい「ふうーん」って声にだしてしまったら、「ふうーんって…」って突っ込まれて面白かった。

ドラムデュオマニタツ、前衛とかそういうの以前にほんと楽しそうでよかったな。会場がライブハウスじゃなかったのもよかったかも知れない。なにかのパーティの「余興」みたいな感じ。でもむちゃクオリティ高いそれ、っていう。

アシッドマザーズグルグルは、エレクトリック・ジャンクもやってくれた。まさに学生時代にパーティで演奏云々のそれ。嬉しかったなあ。

2018-03-18 ペンギンハウスで松谷バンドと9000ソニックス

イベントページ

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Facebookのページ、埋め込みができるのとできないのの差ってなんなんですかねぇ。

今回はOHP使った証明が入った。僕がマーブルファンだった頃は西野さんが、僕がマーブルに居た最初の頃は関口くんがOHP担当してて、あれは演奏してる側も盛り上がるんだなあ。死ぬまでにもう一回くらいはあの中で演奏したい。あとツインドラムも死ぬまでにはまたやりたい。

それはさておき。

今回の松谷バンドはドラムが元マーブルの池ちゃん。池ちゃんはオリジナルメンバーで、一旦脱退した後に、僕が入るちょっと前に復帰したのでしばらく僕とも一緒だった。

今回の池ちゃんはマーブルの時よりも全然よかった。当時はマーブルの変革期で、みんな自分のできる以上の事やろうとしてた感じだったからなあ。

証明もあいまって、企画全体が、僕が学生の頃20000Vなどでよく見た雰囲気でよかったな。

2018-03-10 辻睦詞と中央電化ドクター at 七面鳥

更新さぼってる内にあっという間に数ヶ月。

まずは3月分からやっつけよう。facebookのイベントページ。

辻睦詞の遠近法#10

ミラパラメータさんとはB52sの曲なぞやったり。楽しかった。ドロップDは気持ちいいですな。

潮田雄一さんはザ・天才ってやつで、やんなっちゃいますな。

今回は辻バンド入って一年経って、いろいろと反省点多し。

ライブ何曲かリストになってました。 www.youtube.com

告知もすればよかったのか

結果報告みたいな事ばかり書いてたけど、予定も書けばよかった。

まあ完全オープンなのにfacebookよりアクセス数がおそらく少ないので、あまり意味はないんだろうけど。

明日は中央電化ドクターのライブです。ギター弾きます。ちょっと歌います。ジンタの曲なぞ。

facebookイベントページ。

辻睦詞の遠近法#10

みんなで見てね。

はっぴいえんどかばあぼっくすのこと

もう削除されてしまったが、昨日高円寺円盤のツイッターアカウントで、はっぴいえんどかばあぼっくすのデッドストックが残り3つというツイート。

僕はルケーチのトランペッターとして数曲参加している。

それを見てふと思い立って、ルケーチでエゴサーチしてみたら、ここ数日突発的に好評ツイートが2つも。2年前のツイートにも好評なのがあった。びっくりした。

もう16年も前の事になるのだなあ。

あれは誰のライブだったか、コモンビルだったかな、渋谷のエッグマンで、オズディスク田口さんに声をかけられたんだった。

曰く、はっぴいえんどのトリビュートを作る。全アルバム、シングル集も含めて全曲、ジャケも全部トリビュートしてボックスセットにする。ライブ盤も作るので、そのために解散コンサートも再現する。よってボックスとは別に「ショーボート 素晴らしき船出」のトリビュート盤も作る。竹内くんも参加して、云々。

なんですかその壮大な計画は!話を聞くだけで燃えてきた。

その時にもう、「ライブで西岡恭蔵役やって」って言われたんだっけかな… 当時はルケーチでベース弾いてたミヤケンは、西岡恭蔵さんの息子さんの中学の同級生なので、もうやらいでかという話だった。

その他にもスタジオ盤でも1曲お願いされたので、僕は「愛餓を」をクリフォード・ブラウンのチェロキーみたいにやったら面白いかなーと考えてた。

youtu.be

聞こえてきそうでしょ?

そしたら「愛餓を」は超人気曲で競争率高し、と田口さんから返事が。さすが田口人脈、そこに集中するか!っていうね。最高だな。

で、「さよなら通り3番地」は候補者なしって事で急募してたので、特にプランもなく名乗り出て、即決しちゃった。

さてどうしたもんか。

メロディが単純なので、テクノっぽい音色でジャズファンクってのが頭に浮かんですぐにパソコンで打ち込んだ。ベースがベキョベキョベキョベキョっていう、なかなかかっこいいの。

そしたらミヤケンが「こんなタワー・オブ・パワーみたいなベース弾けるか!」って…

youtu.be

こんな感じかな…

確かにこっちはステップ入力で面白がって作ったので、やっぱ無理だわなあ…ちょっと笑った。まあスタジオで合わせようって事にはなって、合わせてる内に、ミヤケンがドラムの堀江くんに「イントロはアガルタ・パンゲアのアル・フォスターみたいに叩け」って指示した。ハイハット半開きでドシャーンドシャーン、それであの電化マイルスなアレンジが決まった。

その後ペンギンハウスでルケーチのライブがあったので早速披露、その模様を録音したものを、大会場でやったみたいなエフェクトをミヤケンがかけたのが、ぼっくすに収録されたバージョンである。

ギターソロの直前でピギャーってなるのはあれはアクシデントで、ギターのヒロポンの起こした奇跡だった。あれは超かっこよかった。

そうなると西岡恭蔵の方も自然と電化マイルスになるわけで、あの春一番のアレンジはほぼミヤケンによるものだった。最後はオリジナルのリズムになるのも多分そう。ギターのヒロポンも要請によく応えて、ワウワウが冴えまくった。村上らっぱのボンゴも超燃えた。

未だにあれは大好きで、時々これはジンタではないでも「これは春一番ではない」って曲として演奏する。

ライブ当日、リハが終わってステージを降りたら田口さんが駆け寄ってきて、「かっこよかった!」って言ってくれた。あれは本当に嬉しかったなあ。フリーボ広瀬くんは「韓国ロックみたい」って言ってくれた。

ライブは多数の出演者の入れ替えなどをこなさないといけないので、雰囲気が緊張でピリピリしてたけど、あれはいい緊張感だったな。ガチガチにあがっちゃったけど。よく目立ったトラブルもなく成功したなあと思う。田口さん大変だったろうな。

ぼっくすが出来上がって、ルケーチは人数多いので段ボール箱でいっぱいに送られてきた。それをメンバーに手渡しするってんで、みんなで新宿のしょんべん横丁に集合して飲んだ酒は最高だった。

ぼっくす、これは歴史に残るものだと思った。音もそうだし、ジャケもそうだし、なにせコンセプトがとんでもない。もっと語り継がれていいと思う。という訳で微力ながらここに記した。

何から何まで楽しかったなあ。

2018-02-25 阿佐ヶ谷ハーネスで無頼庵と三輪二郎

久し振りに無頼庵企画を見にハーネスへ。

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三輪二郎さんは初めて。もうびっくりした。声、佇まい、ギター、歌詞、全部の説得力がすごい。歌詞がとにかく具体的で、詩的な表現に逃げないで世界とがっぷり四ツという感じ。自分の作った歌とかが恥ずかしくなってくる。

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無頼庵は石垣君がギターで参加。ディレイのつまみをまめにいじってた。アンビエント感が堀内くんとよく馴染んでた。前に聴いた時よりぴったり合わさってた感じがした。empressのコンプがかけっぱなしだった。そのせいなのかな?

インスタ。はははタイトルひでえなあ。

ほりうちんこ on Instagram: “我々② 正直”

堀内くんのMCをさりげなくスルーする石垣君が面白かった。バーナード・パーディのMCの(たぶん)ちょっと下品なジョークを苦笑いしながら無視するチャック・レイニーみたいだった。