【レコードとわたし】Free – Fire And Water

UK盤’70年オリジナル。ユニオン新宿ロックレコードストアにて。ちょっと奮発してしまったけど、相場よりは安め。

手持ちのLPはUS盤A&Mの再発で、ずっとそれを聴き続けてきた。2000年代のリマスターCDやサブスクは、どうもミックスからして違うみたいで、特にA-1 Fire And Water のギターソロの始まり方が全然違っててむちゃくちゃ違和感。

US盤はミックスが違うんだろうか。それともリプレスにリプレスを重ねて、スタンパーがヘタってギターの出方が変わって聴こえたんだろうか。

てなわけでオリジナルは如何にってんで、手頃なものを探してたんだけど、やっとこ入手して聴いてみたら、高校生の頃から知ってる音だった。なんだよ!

でもピンクの白 i レーベルはなかなかフェチ度が高い。クリムゾン・キングの宮殿もそう。

前から思ってたけど、このアルバム、ドラムの音がでかくてボーカルがむっちゃ小さいよね。でもボーカル負けてない。すごいなポール・ロジャース。そのバランスの変さが、オリジナルの方がより顕著な気がする。

残念ながらホコリの音がなかなか消えない。特に Oh I Wept や Don’t Say You Love Me とか静かに始まる曲だと超気になる。くやしい。頑張って洗浄したんだけど。

いよいよ木工用ボンドだろうか。と思って、どうでもいいジリパチひどいレコードで練習したんだけど、ありゃだめだ。どうしてもボンド残る。セロテープで取れって情報もあるけど、かなり頑固で、ジリパチを超えたブチってノイズが乗るようになった。

てことで再度洗浄を重ねたら、段々と軽減されていってるような気がする。気のせいじゃないと信じたい。根気よく洗うかー。

ピース。

(2022/11/07)