【レコードとわたし】James Taylor – Dad Loves His Work

US盤’81年オリジナル。今度こそ本当にオリジナルだった。’22/5/28、ユニオンレコード新宿で580円。バーコードありだけど、’81年ともなるともうバーコード導入されてるんだな。

ジンタの「遅い新曲」は本当は遅くなくて、One Man Parade みたいな感じだったって話は二、三回書いてボヤいたけど、思い出した。このアルバムの B-3 Summer’s Here が本当の元ネタだ。

ジンタ でこのアルバムを好きで聴いてたの、僕とドラムの英ちゃんくらいで、大塚で飲んだ時にこれがいかに名盤か二人で盛り上がったこともあった。練習で最初に遅い新曲を持って行った時に、もう一人の人には Summer’s Here じゃ通じないので、彼も知ってる One Man Dog の曲で似た感じのリズムの One Man Parade を例えに使ったんだった。

いやー懐かしい。そうだよ、この曲みたいなのがやりたかったんだ。途中でブレイクするところとか、同じだ。

あと、A-1の Hard Times は、ジンタの「責やしないよ」の元ネタ。これとリッキー・リー・ジョーンズの「恋するチャックE」を足したような曲にしたかった。 Got to hold on を繰り返すところは「しないよーしないよー」ってところともろ一緒。

でもいつものパターンで、もう一人の人の鶴の一声で、ああいうザ ・バンドのデキシーダウンみたいな曲になった。あれは恥ずかしいくらいまんまなので、僕はやりたくなくて、というかほんと嫌いな曲で、ライブでも数回しかやってない。

僕はこのアルバム、ほんと好きだったので、この世界をパクれなかったのは残念だった。

バックがほぼローニンなので、JT、Flagと手触りがかなり違う。なんかメジャー感があるんだよなー。鍵盤の音とか。まっこと80年代。

ピース。

(2022/05/30)