【レコードとわたし】五輪真弓 - 恋人よ

‘80年オリジナル。エサ箱にて100円くらいだと思われる。これ、2020年には180g重量盤LPが出ている。すげー。

ジンタやってる頃、新宿の三愛の上にまだタワレコがあって、そこの試聴機だったと思う、’70年代初期の音源をまとめたコンピが入ってて、何の気無しに聴いた。

ああこれだ。大石悟郎が入ってたのをよく覚えてた。

www.discogs.com

この中の「少女」でびっくり。他の曲とレベルが違う。レベルといっても音量じゃなくて、いやでもなんか音量も違う、特にドラムの音量、このミックスのバランスの価値観の違いがすごかった。一曲だけ、全然「ナツメロ」になってないのだ。

それまで「恋人よ」のイメージしかなかったから、これはどうしたことだ、とすぐにその場でCDを探したら、ソニーのCD選書で見つかったのですぐに買った。そんでLA録音だとかチャールズ・ラーキーとキャロル・キング参加だとか知って、海外録音ってこういう事なんだなあって初めて実感として理解した。

そんなわけで有名盤であるこれをエサ箱から救出したんだけど、ろくに聴いてなかったな。さすがに音がいい。歌も素晴らしい。

レーベルの鳥、ライブ盤「本当のことを言えば」のジャケにいるのと同じかな。飼ってた鳥なんだろうか。

なぜオリンピックの開会式に出さなかったかなあ。

ピース。

(2022/4/18)