【レコードとわたし】Prince And The Revolution - Parade

Pのところに忘れ物が2つばかしあったので追加。

US盤’86年オリジナル。エサ箱から救出、ジャケボロボロ。エサ箱あさり始めたのは90年代後半なので、ジンタやってた頃じゃないかな。たぶん100円とか。

出た当時はダビングしたカセットをよく聴いたので、曲は結構細かいところまで覚えてる。でも貸しレコード屋で借りた記憶がないだよなー。弟が借りたのかも知れない。

高校在学中、4月に雪が降った事があって、A-5の Sometimes It Snows In April を想起した人多数だった思い出。’87年あたりかなーと思ったけど、調べると’88年、高校3年生の時だった。クラス替えがなかったから2年と3年と記憶がごっちゃになってた模様。

あの時関東近郊の洋楽聴く人は全員同じ事思ったと思う。Snows In April は本当にあったんだ、って。ラピュタみたいな。

浪人中に予備校で隣の席だった俵くんが言うには、ジャズしか聴かない友人が Snows In April は名曲だと褒めていた、とのことだった。へーと思いつつ、「ジャズしか聴かない友人」ってなんかかっこいいなと思った。ちなみに俵くんはトッド・ラングレンが好きだった。

話は変わるけど、当時シングルカットされた Mountains は地味で、なんでこんなのシングルにしたんだろうと思ってた。次が Kiss だったし、尚更。

プリンスが亡くなってからちょこちょこ聴き直してたんだけど、Mountains のコーダが素晴らしい。びっくりした。これザッパの曲って言っても信じたかも知れない。ここだけもっと長く聴きたい。

さっき細かいところまで覚えてると書いたけど、この箇所は全然耳に入ってなかった。記憶にもない。音楽の興味が変わると聴こえ方が根本から変わるんだな。

ピース。

(2022/4/11)