国内盤’76年再発。これも3rdと同じく、結構後になってから買ったと思う。ジンタもうやってたんじゃないかな。おそらく新宿のユニオンとかそこらへん。
針落として Roundabout のしょっぱなのアコギで、「音いい・・・」と声に出してひとりごちてしまった。アコギの音はアナログがいいねぇ。 Mood For A Day も最高。ターンテーブル買ってよかった・・・。
メンバーそれぞれが主導した曲が1曲ずつ入ってるのは、ビル・ブルフォードの提案だったらしい。前に BS-TBS の Song To Soul って番組で本人が言ってた。はず（最近自分の記憶に自信がない）。
メンバーみんな自己主張が強いところにさらに我が強そうなリック・ウェイクマンが入って、雰囲気最悪だったので、ブルフォードが、それぞれで好きな曲を1つずつ持ち寄って、その曲は持ってきた人の言う事が絶対というルールでみんなで合わせよう、ってな提案をしたんだそうな。
場を収めようと努力するとは、なんか意外といい人、ブルフォード。
そしたら一部メンバーが、自分一人で好き勝手やっていい枠がもらえたと誤解しちゃったそうな。ブルフォード先生、参ったよって感じでぼやいていた。あの表情はまさに苦笑って感じ。
聴けばわかるけど、誤解したのはリック・ウェイクマンとスティーヴ・ハウとジョン・アンダーソンだよね。完全な独り舞台。ブルフォードとクリス・スクワイアはちゃんとイエスの曲になってる。
ブルフォードがやめた理由がよくわかったよ。ブルフォードさんがんばった。えらい。まさにこわれもの。
ピース。
(2022/4/8)
