国内盤’85年オリジナル。これ買った覚えがない。弟のじゃないかなー。12インチシングルの方を買うってのが、当時の経済事情がしのばれる。
まさにクインシーの時代、その象徴。音が超絶いいな。45回転だし。
クインシー、アル・ジャロウ、ケニー・ロジャース、ウィリー・ネルソン。親父さんが好きな人たちがいっぱい出てきて、それがダリル・ホールとか、僕の好きな人たちと交差して、当時なんか嬉しい気分だった。
ケニー・ロジャースもアル・ジャロウも、ドライブ中にカーステレオで散々聞いたし、ウィリー・ネルソンは当時CMにも出てて、流行ってたんじゃないかな。Stardustの頃か。大人の世界をドアの隙間からちょっと覗き見するような感じ。そういう大人の世界の人たちがどーんと前に出てきて、それがワクワクだった。
ボブ・ディランはこの頃はよく知らなかったので、変な歌い方のおじさんだった。よく学校でモノマネして、同級生の菊地君を笑わせたもんだった。
一番好きな箇所は、2コーラスめ、ケニー・ロギンス、スティーヴ・ペリー、ダリル・ホールのところ。2コーラスめだから、3人ともメロディをフェイクするんだけど、それが3人とも自分の曲っぽいの。フットルースっぽいし、オー・シェリーっぽいし、ユー・メイク・マイ・ドリームズっぽい。こりゃすごいと思った。
B面のクインシーの曲は、買ってから1回聴いたきり。て事は今は2022年、37年ぶりに針を落としたことになるか。他で聴いたこともないから、曲が耳に入るの自体が37年ぶりだわ。音いいな!
ピース。
(2022/4/7)