【レコードとわたし】Pink Floyd - Atom Heart Mother

国内盤’74年再発。浪人中、これもお茶の水線路沿いユニオンじゃないかなー。1,000円以下だったはず。大物プログレ国内盤、なんでか安かった。今はそんなことないのかな。

自分の部屋でアランのサイケデリック・ブレックファストを聴いてたら、お母さんが「なにやってるの!」って入ってきた事があった。部屋で火遊びでもしてるかと思ったんじゃないかな。

大学の後輩の達ちゃんが’70年のアメリカツアーのブート音源を持ってて(おそらく東西フィルモアどっちか)、よくサークル室で聴いたんだけど、原子心母の原型がもう最高で、何が最高ってオーケストラパートがないから、本人演奏によるカラオケトラックになってるの。

聴いてると、もう意思に反して自然にオーケストラのパートを歌ってしまう。パーンパンパンパン・・・って。特にチェロのソロのところは我慢できない。インスト曲でもカラオケは可能なのだという衝撃。

箱根のアフロディーテで披露したというのも多分このカラオケに近かったんじゃないかな。

ギルモアのギターソロはデブでよろよろの太陽が一番好き。いいストラトの音。的確な音の選び方。

ピース。

(2022/3/24)