家族で見た。外の雨の鬱陶しさと映画がシンクロ。2019年。
映画館で見たのは大学生の時の最終盤以来。
何度見てもセバスチャン可哀想・・・だがしかし、迷子になった可愛い女の子を助けたら非モテの僕の家に来てくれた〜というラノベ的展開を木っ端微塵にするロイ・バッティは痛快さも感じる。
IMAXは、とにかく肌。おっさんどものきったない肌やシワシワが丁寧に描かれておる。あとプリスの白粉の粉っぽさ。
元のネガの状態の違いなのか、場面によっては粒子がえらく粗いところもあった。デッガードの部屋のシーンとか。昔の16ミリのテレビドラマみたいだった。木枯らし紋次郎とかの再放送見てるような。
ゾーラ追跡シーン、IMAX音響で立体的になってるからか、ガヤがちゃんとガヤに聞こえて、例の何度も出てくる「なんか落っこってたぞ」ってセリフが聞き取れなかった。
涙のように、雨のように、の字幕はそのままだった。雨の中の涙のように、記憶が消えていくって話なんだけど、とはいえもう刷り込まれちゃったので、涙のように雨のようにのほうが気分は出るなあ。