2019-06-28 無頼庵 at 吉祥寺 ブラック&ブルー

久しぶりの吉祥寺。無頼庵のライブ。この小屋で前日には樋口くんと永井くんがライブやってたんだねぇ、スケジュール確認して今気づいた・・・。

対バンは2つ目には間に合った。ザ・東京ナンバーズはギターの人が、チリチリの長髪、赤い服、レスポールJr TVモデルで、もージョニー・サンダースの佇まいなんだけど、ギターの位置は高めで、シルエットは山本恭司っぽくて、すんごい華があった。

ピアノの弾き語りの大熊百合さんは、我々が中学生か高校生くらいの頃の、ロック好きなお姉さんって感じで、きっと20代なんだろうけど、すごい年上感があった。タイムスリップしたみたいな不思議な気分だった。ちょっとコブシが回るところとか、よかった。内藤やすこ的頼もしさがあった。今なかなか見ないスタイルだと思うので、このまま続けて欲しい。

次が無頼庵で、この日はうのくんと二人編成。

堀内くんやっぱりギターうまい。あまり言われないようなので僕が言い続けねばなるまい。堀内くんはギターがうまいです。

演奏する前には、わずかながらにアウェイ感は確かにあった。でも1曲歌い終わったらもう客席全員が味方についた。その瞬間、会場にいてちょっとゾクっとしたな。堀内くんもちょっとびっくりしてたね。津軽弁の曲も「わかんねー!」と楽しそうに声をあげてる人がいた。アンコールまであった。

最後はウエクサユウジバンド。ストーンズ好きな人が集まりましたっていう、いかにもな感じでジャムっぽく始まったんだけど、曲に入ったらストーンズ云々全然関係なく、すごいオリジナルな世界で、びっくりした。まったくいかにもな感じじゃなかった。これが面白くて、特にドラムの人がキャプテンビーフハートのマジックバンドのドラムみたいな叩き方で、先が読めない。いいバンド見たな。